【エッセイ】男と女とお金の関係。
こんにちは。
さなです。
友人に飲みに行こうと誘われました。
いわゆるナンパ通りに。
それはいたってかまわないのですが、常々感じている疑問があるのです。
なぜ女性は奢られるのが当たり前なのか。
需要と供給の差だと言うのは理解しています。
世の中には異性を求める女性よりも、異性を求める男性の方が圧倒的に多い。男性の方から異性に時間をもらう形で飲みに行くのであれば、奢ると言うのも納得です。
ただ、不思議なんです。
ナンパ街と言われる場所は数あれど、冷静に見てみるとわかりやすいんです。女性も異性を求めてそこを訪れている。
綺麗なお姉さんが立っています。声をかけてきた男性のことはガン無視です。
でも、不思議なんです。
次に声をかけた男性には嬉々として対応しています。
一体、何が違うんでしょう。
隣にまた一組の男女が座りました。
小一時間話をしたかと思うと、当然のように男性がお会計を済ませて退店していきました。
一昔前であれば、男女間での経済的な格差、なんて理由が付いたのかもしれませんが、
今は令和の時代です。
女性の社会進出、共働きが当たり前の世の中
なんて言われる一方で、変わらない夜の街。
求めているものも同じ、同じ時間を楽しんでいる関係ながら、代価は一方に寄っている不思議な世界です。
そんなだから皆勘違いするんです。
その世界とはまったく違う場においても、女性は奢られて当たり前と言い張る人が。
不思議な世界から今日も帰路につき、最寄の駅にも不思議な世界が広がっています。
1人の男性が声をかけてきました。
せっかくなので誘いに乗りましょう。財布の残金は0ですが。